桃@ブロガー

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インフルエンザ ワクチンてどうやって出来上がるの?

こんにちわ。

mirainotobira0改め、ぷらちなです。

前回の記事でインフルエンザについて書いたのでついでにワクチンについても綴ります。

そもそもワクチンって何?

A,インフルエンザ ワクチンとは、

(独: Vakzin、英: vaccine)は、感染症の予防に用いる医薬品。病原体から作られた無毒化あるいは弱毒カ化された抗原を投与することで、体内に病原体に対する抗体産生を促し、感染症に対する免疫を獲得する。

インフルエンザ発病後、多くの方は1週間程度で回復しますが、中には肺炎や脳症等の重い合併症が現れ、入院治療を必要とする方や死亡される方もいます。これをインフルエンザの「重症化」といいます。特に基礎疾患のある方や高齢の方では重症化する可能性が高いと考えられています。インフルエンザワクチンの最も大きな効果は、「重症化」を予防することです。

「インフルエンザワクチンの有効性」は、ヒトを対象とした研究において、「ワクチンを接種しなかった人が病気にかかるリスクを基準とした場合、接種した人が病気にかかるリスクが、『相対的に』どれだけ減少したか」という指標で示されます。6歳未満の小児を対象とした2015/16シーズンの研究では、発病防止に対するインフルエンザワクチンの有効率は60%と報告されています※2。「インフルエンザ発病防止に対するワクチン有効率が60%」とは、下記の状況が相当します。

・ワクチンを接種しなかった方100人のうち30人がインフルエンザを発病(発病率30%)

・ワクチンを接種した方200人のうち24人がインフルエンザを発病(発病率12%)

→ ワクチン有効率={(30-12)/30}×100=(1-0.4)×100=60%

 ワクチンを接種しなかった人の発病率(リスク)を基準とした場合、接種した人の発病率(リスク)が、「相対的に」60%減少しています。すなわち、ワクチンを接種せず発病した方のうち60%上記の例では30人のうち18人)は、ワクチンを接種していれば発病を防ぐことができた、ということになります。

現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありません。しかし、インフルエンザの発病を予防することや、発病後の重症化や死亡を予防することに関しては、一定の効果があるとされています。

インフルエンザワクチン接種による発症予防

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ワクチンには、「不活化ワクチン」「生ワクチン」と、大きく2つの種類があります。

「不活化ワクチン」とは、ウイルスに化学的処理を加えて感染性をなくしたもので、身体が抗体を作る基となるタンパク質の有効成分から作られたワクチンです。日本国内で認可されているインフルエンザワクチンは、この「不活化ワクチン」です。

一方「生ワクチン」とは、生物学的な操作などで毒性を弱めた生きたウイルスを基に作られたものを言います。

インフルエンザワクチンができるまで

(1)インフルエンザワクチンの基になるウイルスを選ぶ

インフルエンザワクチンの基となるウイルス(ワクチン株)は、国内外のインフルエンザ情報に基づいた流行の予測から決定されています。毎年WHO(世界保健機構)が推奨ワクチン株を発表し、国内の流行分析、世界の最新情報などを基に、国立感染症研究所(感染研)をはじめ、インフルエンザ研究の専門家などによって日本のインフルエンザワクチン株が決定されます。

(2)ワクチン製造メーカーでインフルエンザワクチンが作られる

インフルエンザワクチンは厳正な管理の下、以下の工程で製造されています。

季節性インフルエンザワクチンの製造過程

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(3)品質検査を行う

まず、それぞれの製造施設で、厚生労働大臣が定める『生物学的製剤基準』に基づいて厳しい品質検査が行われます。これを「自家試験」と呼びます。自家試験に合格したものが、さらに国立感染症研究所(感染研)での「国家検定」を受けます。これら2つの品質検査に合格したものだけが、その年のインフルエンザワクチンとして医療機関に出荷されます。

日本のインフルエンザワクチンは、世界的にも高い基準の品質管理の下で製造されています。

まとめ

今回の記事内容は普段はあまり目にすることもないですが、こんな風な過程で生成されて製品化されていたのだと私自身も初めて知りました。

調べてみるって大切なことですね。