桃@ブロガー

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2017~2018年に読んだおすすめの東野圭吾作品 その2

こんにちわ。

ぷらちなです。

東野圭吾さんのおすすめ作品の続編~第2弾です。

どちらかが彼女を殺した

両親は既に亡くなっており、残された家族は兄妹だけ。

兄は愛知県で警察官、妹は東京でOLをしたので離れて住んでいました。

それでも二人は連絡を欠かさず取っていた絆の強い兄妹でした。

そんなある日、妹の園子から兄の康正に電話があり「信じていた人に裏切られた。自分が死んだらいいんだ」と思いつめた声で告げました。

胸騒ぎがした兄は、妹のところに駆け付けますが、見つけたのはベッドの上で既に冷たくなっていた妹の死体でした。

康正は、現場の様子からぴーんと♪きたのでしょう。

警察官ならではの勘で他殺であることを確信したのです。

このままではマズい。いや、絶対にマズい。

警察の力を借りずに自ら犯人をつきとめて妹の復讐を果たすことを決意したのです。

園子がつきあっていた潤一という男と、園子の高校時代からの親友である佳世子が恋愛関係になっていることを知った康正は、佳世子か潤一のどちらかが犯人とみて1人で調べを続けていくのだ。

練馬署の刑事・加賀恭一郎は康正の意図を読み取りなんとか復讐を断念させようとします。

康正の調べは、進んだり新たな疑問にぶつかったり、行った先々で遭遇する加賀恭一郎に阻まれ、なかなか犯人断定の決め手が見つかりません。

妹を思うが故に必死に捜査する兄の姿、そして犯人が残したトリックを暴く加賀の心理戦が描かれています。

結末は、読者の推理に委ねられています。

実は文庫本のほうには、単行本にあった記述が一部削除され、推理が難しくなっているんです(⌒-⌒; )

よく読んでいたら自ずとわかるように書いてあるのです。文庫本のあとがきが“推理の手引き”として袋とじになっているという面白い趣向が凝らされてます。

この作品は、推理を楽しみたい人向けの本格推理小説ですyo~♪

また次回会いましょう。

それでは。